食洗機を買いました。

パナソニック 食器洗い乾燥機 シルバー NP-TZ200-S
今年は生活家電を中心に家での生活の快適さを向上させるアイテムを購入していましたが、ついに現代の三種の神器である食洗機を購入したことで、ドラム式洗濯機、ルンバ、食洗機の全てが揃いました。

一人暮らしをしているとドラム式洗濯機を購入することはあまり悩むポイントはなくて金銭的に購入可能なら買うべしとオススメできます。次にルンバは部屋を片付けられる人は買うべしとオススメすることが可能です。そして最後に食洗機については、設置可能か?というハードルが非常に高く、一人暮らしなら別に自分で洗うのでも問題ないのでは?という疑問と隣り合わせになり、躊躇しがちです。それでもやっぱり、食器洗いをする時間を考えるとまず買った方が良いです。

色やモデル

出来るだけシンプルなデザインのものが欲しかったので、ボタン類がタッチパネルで操作時にのみ浮かび上がる最上位モデルのTZ200を選びました。正直なところ、誤動作を避けるためか、最初の操作キーは長押しが要求される仕様なのは少々めんどくさいです。なので見た目を重視してボタン類の存在もない方が良いと考える人以外は一個下のモデルで問題ないと思います。個人的には若干の操作性と引き換えであれば我慢できるレベルでした。色についてはキッチン周りはシルバーで揃えたいという思いから、シルバーを選択しましたが、質感も含めて悪くはなかったです。剥がしにくいシールなどもなく外観には大きな不満点はありません。

ですが、給水/排水ホースが白色で一般的なステンレス製のシンクでは目立ってしまい浮いてしまうので改善して欲しいです。金属製のホースが望ましいです。サイズや柔軟性など課題はあると思うので、推奨される接続可能な部品などの案内が欲しいところ。
パナソニック 食器洗い乾燥機用給水ホース 2mPanasonic ANP1251-7235

設置方法

まず悩みポイントの設置については、シンクの隣が冷蔵庫(180L)がある1Kに典型的なキッチン構成だったので、その上にあった電子レンジをキッチン下収納に追いやり、冷蔵庫の上に食洗機を置くことにしました。対荷重は30kgに対して食洗機が20kgで、食器と水を合わせると30kgギリギリ収まるだろうと想定しました。正直、推奨できる設置方法ではありません。冷蔵庫上に置くことは水漏れ時に冷蔵庫の故障やショートに繋がる恐れもあるので、十分に対策が必要です。

分岐水栓

こちらはTakagi製品の水栓だったので、メーカーに問い合わせて注文して自分で施工しました。工具は以下のウォーターポンププライヤーを使用しました。分岐水栓の説明書ではモーターレンチでと買いてあったのですが、モーターレンチのレビューを読んでいると、固着している場合にはモーターレンチは役に立たないと記載があり、そこでお勧めされていたウォーターポンププライヤーを購入しました。使ってみた限りこれで特に問題ありませんでしたが、モーターレンチでも良かったかはわかりません。一つ戸惑った点としては、作業前に水を止める際の方法がキッチン下でバルブは回しても止まらず使い方が分からなかったので、回した分は戻し、元栓を閉めることで対応しました。

食洗機としての性能

基本的には大きな不満はありませんが、食器の配置などに左右される部分も多く、中くらいの鍋を入れた場合には上手く洗えている場合と洗剤が残った後のようなものがある場合があるので、多少試行錯誤や慣れが必要そうです。ここについては洗剤を液体か粉かハイブリットにするか等、今後使っていくうちに検証を重ねていきたいと思います。乾燥についてはマニュアル通り、傾けた配置でないと食器形状によっては水が溜まって乾燥しきれないなどは発生しますので、配置の工夫や、なるべく水の溜まりにくい形状の食器を活用するなど、運用でカバー出来る範囲だと考えています。

その他

騒音については、それなりに気になるのですが、まぁ洗いの15〜30分が終われば乾燥はほとんど気にならないため、我慢出来る範囲と言えます。人間の食器洗いよりは静かだと思います。また、食洗機が使えない物の代表例としては炊飯器の内釜がありますが、それ以外は概ね洗える製品が多いので、食洗機不可の製品を避ければ問題ありません。低温モードもあるので、大体のプラスティック製品も洗うことが可能です。逆に言えば使用率の高い炊飯器が洗えないのはデメリットなのですが、食洗機対応の商品も見当たらないので、ここは妥協ポイントです。フッ素加工が剥がれてしまうと、食洗機でも洗いにくくなるでしょうし、難しいところです。

まとめ

食洗機については、どうやって置くか?どうやって活用するか?この2つをきちんと考える必要があるので、生活家電の中でもトップクラスに導入が面倒くさい製品の一つだとは思います。しかしながら、そのハードルを越えれば便利なのは間違い無いので、是非お勧めです。