現実が未来に追いつくときまで

マッチ箱の脳(AI)―使える人工知能のお話
機械学習だったりAIと呼ばれるものだったりと、この分野って言い方によってずいぶん受け止められ方が違うような気がします。

単純にGoogleや日産の自動運転技術とっても技術に詳しくない人によってはAIだと受け止めるし、AIに関して興味がある人ならそれは違うと言うかもしれないし、そもそもがはっきりと定義しきれない部分です。

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)
AIは一般的には古典的なAI(エキスパートシステムのような)と確率と統計による機械学習、またニューラルネットワークなどが代表的なものになるかと思います。AIのような人口知能という言い方は知能とはという問題になってくるので安易に使える言葉ではありません。人間の考えるとは何なのか、そして今ある技術の多くには限界や問題による向き不向きがあるために万能なAIがあるわけでもありません。


Google MapsのStreet Viewの画像認識アルゴリズムがCAPTCHAのほとんどを解読 | TechCrunch Japan

単純な画像認識という観点ではすでにGoogleの画像認識アルゴリズムではかなりの認識精度にまでなっています。CAPTCHAでは画像の文字を読ませることで、人間とボットを見分けていました。しかし人間並かそれ以上の認識率にまで向上しています。

ただ言えるのは技術的なトレンドとしてこの手の分野が進んできているということです。一過性のものではない大きな流れでもっと発展していくでしょう。
【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】ディープラーニングというGPUの新市場 - PC Watch



クラウドからAIへ
全体の流れとしてを追うにはこの本がいいかもしれません。新書で読みやすいです。